2008年 日本皮膚科学会アトピー性皮膚炎診療ガイドライン
によると、乳幼児や小児にステロイドを処方する場合は、
以下のような注意事項が記されています。
『原則として、皮疹の重症度が重症あるいは中等症では、
普通、その症状に用いるより1ランク低い
ステロイド外用薬を使用する。
ただし、効果が得られない場合は十分な
管理下で高いランクのステロイド外用薬を使用する。』
子供の場合、
いきなり強いステロイドではなく、
1ランク弱いもので試して様子を見る、
という段階を踏むことになります。
顔面はステロイドに限らず、薬が吸収されやすいので、
ステロイドを用いる場合はミディアムクラス以下のステロイドを
様子を見ながら間欠的に使用するようです。
治療の流れとしては、最初にステロイドで
一気に肌の状態を整えてから、徐々に様子を見ながら
非ステロイド外用薬へと移行していく、ということになります。
ただし、ステロイドは『痒み』と『湿疹』という
【アトピーの症状を抑える】ための薬なので、
【アトピーの根本的な解決に必ずしも結びつくものではない】
ということを頭の隅に置いておいてください。