乳幼児や小児のアトピーは大きくなったら治る
(もしくは症状が軽くなる)と言われてますよね?
よくお医者さんが仰る言葉に、
『大きくなって体が強くなれば、
アトピーの症状も次第に出なくなってきますから』
なんてのがあります。
実際、私の周りのお子さん達も、乳幼児期はアトピーっ子で
その後症状が軽くなったり目立たなくなったケース、
結構いらっしゃいます。
しかし、それで喜んでばかりもいられないのが
現在のアトピー事情なんです。
それは、【大人のアトピーの増加】です。
近年になって、大人のアトピーで苦しんでいらっしゃる方が
どんどん増えてきています。
騙されたと思って、ネットでちょっと検索してみてください。
【大人になって再発した】 とか
【一時期よくなったのに急に酷くなった】 とか
色々な悩みがぞくぞく出てきますから。
あなたや私がたとえ医者でなかったとしても、
こういう声を聞いただけで十分わかると思うんです。
子供の頃のアトピーが、
大人になっても尾を引く危険性は無視できない、
ってことが。
平成20年(2008年)日本皮膚科学会アトピー性皮膚炎診療ガイドラインによると
アトピー性皮膚炎の患者の多くは【アトピー素因を持つ】と明記されています。
アトピー素因とは、
【家族暦ないし既往歴として、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、
アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎のうちいずれか、
あるいは複数の疾患があること】
です。
要は、何らかのアレルギー疾患を潜在的に持っていることが
アトピー性皮膚炎の発症のリスクを上げる危険性がある、
ということ。
ならば、幼い頃にアトピーにかかってしまうと、
潜在的に、いつでもアトピーを再発するリスクを生涯に渡って
負ってしまうということにつながりませんか?
現在はストレス社会といわれています。
大人のアトピー患者には、
大人になってから初めてアトピーを発症された方も
かなりの割合でいらっしゃるそうです。
今の世の中は、たとえ子供の頃にアトピーにならなくても
大人になってからなる人も少なからずいる、ってのが現実なんです。
ならば、将来にアトピーを発症するリスクを少しでも減らすためにも
乳幼児期や小児期にアトピーにならないよう気をつけることが
ますます大切になってくると思いませんか?