アトピー性皮膚炎の定義は、
平成20年(2008年)に発表された
日本皮膚科学会アトピー性皮膚炎診療ガイドラインにより、
『アトピー性皮膚炎は、増悪・寛解を繰り返す、
掻痒のある湿疹を主病変とする疾患であり、
患者の多くはアトピー素因を持つ』
とされています。
また、アトピー素因とは、
① 家族暦・既往歴(気管支喘息、アレルギー性鼻炎・結膜炎、
アトピー性皮膚炎のうちいずれか、あるいは複数の疾患)、または
② IgE抗体を産生しやすい素因
と記されています。
簡単に言うと、
【アトピー性皮膚炎とは、
慢性的なかゆみを特徴とする湿疹で、
主にアレルギー体質の人に発症する】
ということになります。
ちなみにIgE抗体は、アレルギー反応に関与する抗体で、
アレルギーの原因物質(アレルゲン)にさらされることで
徐々に体の中に蓄積されていき、一定量を超えると
アレルギー反応を引き起こすことで知られています。